ブログを始めて間もない方の中には、「このやり方、この方向性で大丈夫かな」と不安になったり、競合サイトを見ては自信をなくしたり、何を書いていいかわからなくなってなかなか記事が書き進められなかったり、いろいろな悩みを抱えている方がいると思います。
また、そもそも、ブログに興味はあるけど「私にできるのかな」と躊躇している方もいるのではないでしょうか。
筆者DONGURIは、ブログを始めて1ヶ月。昨日30記事を書き上げたところです。
収益化に成功したわけでもなく、まだまだ初心者の域をでませんが、ひとまず1ヶ月続けてこれたこと、第一目標としていた30記事を書くことができたことは、今後ブログ活動を続けていく上で大きな一歩となり、自信になりました。
記事の書き方について詳しく紹介しているサイトはたくさんありますが、この記事ではブログを始めて間もない方、またブログに興味はあるけど続けられる自信がなくて躊躇している方に向けて、「超初心者のメンタルケアのコツ」「やっぱりダメかも。。と挫けそうになったときのマインドセット方」について書いていきたいと思います。
たった1ヶ月。されど1ヶ月。
つい1ヶ月前まで自分に自信を持てなかった筆者が、この1ヶ月で「自信をつけるための道は見えた」ところまで来ました。
この記事に辿り着いてくれたあなたにも、その「自信の芽」が見つけられることを願って。
ブログ活動初期のメンタルケアとマインドセット
特に専門的な知識のない筆者は、自分には何が書けるのか、まずはネタ探しから始まりました。
このネタなら書けそう!と思っても実際書いてみると上手く書き進められない。
このネタいいかも!とアイディアがポンポン浮かんだと思いきや、そのネタについて調べていくうちに競合サイトのレベルの高さに自信を失くしてしまう。
いざ記事を書き始めても「画像はどうやって挿れたらいいの?」「この装飾はどうやったらできるんだろう」など、そもそも書き進め方でつまづくことが多すぎて思った以上に1本書き上げるのに時間がかかる。
たった30記事の執筆の中で、やる気メーターは上がったり下がったりの繰り返しでした。
メンタルケア
ブログ活動は成果が数字に現れるまでにどうしても時間がかかります。
それはわかっていても、成果が見えない時期が続くと辛いですし、このまま続けて良いのか不安にもなりますよね。
筆者はこの1ヶ月間で30記事書き上げるうえで、収益やアクセス数など“相手(ユーザー)ありきの成果”ではなく“自分だけで完結する成果”を意識してきました。
大きくはふたつ。
- 記事を書くスピードを測る
- 日々増えていく“できるようになったこと”に目を向ける
まだ収益に繋がるような成果はないけれど、自分の成長をしっかり成果として感じる工夫をすることで「このままでいいのかな・・」という不安を払拭するメンタルケアに繋がることを実感しています。
記事を書くスピードを測る
まだ収益やアクセス数といった“報酬”として成果が見えないうちは、記事を書くスピードを測って達成感や成長感を得ていきました。
筆者の場合、PCスキルもそこまで高くなく、自慢できるような文章力も持ち合わせていないので、デビュー記事は完成までに5時間以上かかりました。
それでも毎日1記事書くごとに文章作成にかかる時間は短くなり、15〜20記事書き上げる頃には1時間ほどで1記事分の文章を書けることも増え、1日に2記事書ける日も出てきました。
ただし、これは単純に記事の文章を書く時間の話。それまでに下調べや画像の準備など、いろいろな下準備を整える時間を加えるとまだまだ1時間で1記事なんてレベルには程遠いです。下準備も大変ですよね><
日々増えていく“できるようになったこと”に目を向ける
ブログを書き進めていく中で、Wordpressの使い方や効率の良い方法など、いろいろなことを調べながら学んでいく必要があります。
その学びの数は、ひとつの記事を書くごとに2つや3つではないはず。
しかもその学びが今後別の記事を書くときに活かされるのだから、日々成長を実感することができます。
昨日できなかったことが今日はできるようになった。その積み重ねが大きな成長に繋がります。
マインドセット
慣れないことを続けていると、急に不安になったり投げ出してしまいたくなったりしますよね。筆者の1ヶ月間のブログ活動の中でも、そういうタイミングはたくさんありました。そんなときのマインドセット方もご紹介します。
上手く書けないな・・と感じたときは
納得のいく文章が書けないときも多々あります。そんなときは、「まだ初期なんだから誰も見ていない!手直しは後からできるから気にするな!」と開き直ることを意識していました。
文章の美しさを意識するのは、記事数が増えてきて、どの記事がアクセス数を稼げるのかがわかってからでも遅くはありません。
すべての記事を初めから完璧に作り込むよりも、とにかく書いて書いて、見られる記事だけに絞って手直ししていく。今書いている記事のほとんどは捨て記事になる覚悟で練習するのみです!
競合サイトのレベルの高さに自信を失くしてしまったときは
これもよくありました。
参考にしようと競合サイトを覗きにいくと、「わかりやすいな」「なるほど、こういう情報があると助かるよね」と勉強になる一方、「自分にはこんなにわかりやすく書けないよ・・」と自信を失くしてしまうことも。
でもそれって、当たり前!
尊敬するレベルのサイトを作っている筆者さんも、初めたての頃から上手だったわけではないはずです。1年、2年、それ以上の時間をかけて今の状態まで育て上げたサイトを、1ヶ月やそこら頑張っただけの人が同じレベルに立てるわけがないんです。
今自分が頑張るべきことは、「とにかく続けること」。
続けた先に「自分の成長と工夫と環境」が重なって初めて同じレベルに立てるのだと思っています。
この1ヶ月でやったこと
まずは30記事の執筆
「ブログで成果を出すにはまず100記事書こう」とよく言われます。
確かに、「収益を出すために」「記事を書くことを習慣にするために」「記事執筆のノウハウを身につけるために」100記事が目標ラインになってくると思います。
ただ、初めからそこを目指しているとハードルが高すぎて挫けそうになりませんか?
だから筆者はひとまず「30記事を書き切ること」だけを考えて書き進めてきました。30記事書き終えたら、この記事を書くことも決めていました。それがひとつのモチベーションにも繋がったと思います。
記事を書く上でこれだけは意識したこと
ブログの書き方など調べていると、記事の書き方だけでなく、ASPやGoogleアドセンス、サーチコンソールなど、収益に繋げるために覚えること、やることがたくさん。頭がパンクしそうになりますよね。
でもまだ記事を書くこともままならないうちは、あれもこれもやろうとせず、「これだけは意識する」ということを決めて取り組むといいと思います。
筆者は30記事を書き上げるまではこの3点だけを強く意識しました。
- 画面越しの相手を意識すること
- 法に触れることはしないこと
- タイトルだけはできるだけSEOを意識すること
画面越しの相手を意識すること
まだ記事数も少なくて検索上位に食い込む気配もないはじめのうちは、収益のことは考えず、文章の上手い下手も気にせず、困っている誰かに向けて記事を書くことだけ考えました。
それを続けていけば、その記事が刺さる人がきっと見てくれるはず。
例え文章が下手でも、マネタイズ(収益に繋がる記事にすること)できていなくても、その辺りは徐々に上手になっていけばいいんです。
法に触れることはしないこと
いくらスラスラ文章が書けても、収益につながるような内容だとしても、著作権を侵害しては元も子もありません。
わざとではなくても無知によって侵してしまうことのないよう、他サイトなどからの表現や画像の引用については慎重に調べながら執筆しました。
タイトルだけはできるだけSEOを意識すること
誰かの心に届く記事を書くことに加え、検索上位に表示されることを同時に意識するのは初心者には難しいですよね。
かといってせっかく記事を書くのならできる範囲でSEO対策もしたいもの。
初心者にもすぐにできるSEO対策として、「タイトルには(できれば見出しにも)キーワードを含める」というSEO対策の基礎中の基礎だけは意識しました。
自分がGoogleユーザーになるときには他サイトを参考にしながら見る
今までGoogle検索をするときにまったく意識しなかったことも、サイトを作る側にまわると気づきがたくさんあります。
例えば「このサイトは詳しいけれど個人ブログなんだな」とか「雑記ブログでもこんなに検索上位に上がるんだな」など、1ヶ月前までの自分ではなかった視点が生まれます。
日々の生活の中で欠かせない「ググる作業」の中でも自分のサイトに活かせるポイントはないかを頭の片隅におきながら調べることは、隙間時間にもできるブログ活動のひとつです。
記事以外のことは最低限にとどめる
記事数が増えないことにはいつまで経っても見てもらえるサイトにはなりません。
見てくれる人がいないうちからサイトの見た目を整えても意味がないので、サイトの外観やプロフィールなどは後回し。プライバシーポリシーなども雛形を利用して最低限に。
その分記事を書く時間に充てました。
この1ヶ月であえてやらなかったこと
上の章の「この1ヶ月でやったこと」の裏返しになりますが、
- 上手な文章を書くことにこだわること
- 100点のサイトを目指すこと
- 売れる記事を書くこと
これらに関しては今後の目標にしていきたいと思います。
ブログ活動の思わぬ付加価値
ブログ活動を続けることは、収益を得ることにとどまりません。
お金以外のことでもいくつもの付加価値があります。
たった1ヶ月ブログ活動をしただけで、たくさんの付加価値に気づくことができました。
同時にいくつものスキルが上げられる
- 文章を書くスキル
- PCスキル
- 写真撮影のスキル
- 検索スキル
ブログ記事を仕上げるためには「Wordpressの記事の書き方」をやりながら覚えていく必要がありますし、基本的なPCスキルも不可欠です。
また、ただ書くだけではなく時間短縮のためにショートカットキーや便利なプラグイン導入など簡単にできる方法を探っていく作業も同時に行うため、検索スキルもアップします。
知識・経験値が増える
深掘りしないといい記事が書けないのでそのカテゴリーの知識が増え、実際に体験して書き上げる内容の場合には経験値も上がります。
今までの努力が報われる
ブログの世界では自分が今まで時間をかけて頑張ってきたことやこれから時間をかけて頑張ることがネタになります。
子育てや仕事、家事や趣味など、今までは頑張っても報われないな・・と思ってきたことでもブログをやることで活かす道ができるのです。
子どもに努力する姿を見せられる/子どもが協力的になる
外に働きに出ると子どもが親の仕事姿を見る機会はなかなかないですが、ブログの執筆は基本的には在宅作業。ああでもないこうでもないと切磋琢磨する姿を子どもに見てもらえるのは親にとっても子どもにとっても良い成長機会だと感じています。次の目標は、努力が実を結ぶところをみてもらうことです!
我が家では子どもが写真撮影のモデルになってくれたり、こんなこと書いてみても面白いんじゃない?と提案してくれたり、自分もパソコンを使いたいのに譲ってくれたりと協力的になってくれるのも嬉しい付加価値だったりします。
無駄な買い物に出かけることがなくなる
集中力が必要な記事構想・執筆などは、できれば子どもたちが学校に行っている静かな時間帯に集中してやりたいですよね。
そんな貴重な時間に買い物なんて行っていたら勿体ない!という気持ちが勝って、ブログ活動を始めてから無駄な買い物に出かけることがなくなりました。
まとめ
ブログ活動を始めて1ヶ月。
まだ報酬として成果は出ていませんが、お金では買えないさまざまな付加価値をこの短い期間で実感することができました。
知識や技術、そして何よりも続けることができている自分に対しての自信。
数さえこなせば成功するわけではないけれど、数をこなせばその分自分の得意分野が見つかる可能性は上がる、強みが見つかると信じてひたすら記事を書き続ける日々はまだしばらく続きます。
これからはそこにプラスして、収益やSEO対策にも目を向けていくターンに入ります。
30記事書き上げることで手にした自信の芽を摘むことなく、次の目標に向けてひた走るのみ!
お互いまだまだスタート地点ですね。一緒にがんばっていきましょうね。