子育ての知恵

初めての絵本選びに!子どもたちがボロボロになるまで読んだ絵本11選

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親子のスキンシップとして欠かせない“絵本”。

本はいくらあっても良いからたくさん買いたいけど、どういう基準で選べばいいかよくわからないという親御さんも多いのではないでしょうか。

これ良いかも!可愛いし!

これ有名だから間違いないよね!

と思って買ってみても子どもは正直なもので、気に入ったかそうでないかは反応でわかりやすく返してくれます。

さらに、子どもによって好みが違うこともあり、上の子には受けていたのに下の子にはイマイチだな・・という絵本も。

できれば長い間、それこそボロボロになるまで読んでくれると嬉しいですよね。

この記事では、我が家の3人の子どもが3人揃ってお気に入りで、読みすぎてボロボロになった絵本11選をご紹介します。

長女、長男、次男の3代にわたって愛読された絵本たちは、お披露目するのもお恥ずかしいほどボッロボロ。

でもそれだけ長年何度も何度も気に入って読んだ証でもあります。

初めての絵本選びの参考にしていただけると嬉しいです。

DONGURI

小学校高学年の長女と、低学年の長男、園児の次男の3児の母です。

性格も好みも三者三様ですが、そんな3人が3人ともハマってボロボロになるまで何度も読んだ絵本をご紹介していきます!

はらぺこあおむし

あおむしが蝶になるまでをユニークに描いたお話。

はらぺこで何でもかんでも食べてしまうあおむしになりきって、子どももパクパクもぐもぐしながら読み進むのが楽しい絵本です。

DONGURI

赤ちゃんが触っても大丈夫なようにかなり1枚1枚がしっかりとした分厚い紙質で作られていますが、端は折れ曲がり、ページとページの間は破れ、何度もテープで修正しました。

おさかなちゃんのばいば〜い

ちいさなおさかなちゃんシリーズも小さい子に人気。

かわいいおさかなちゃんや仲間たちとのやり取りが可愛らしく、「おさかなちゃん」「おともだち」に分かれて親子で読み合いっこするのも楽しい絵本。

赤ちゃんは黒・赤・白色がよく見えると言われますが、この絵本はまさに赤ちゃんから楽しめる色使い。

文字を読まなくても、めくっているだけで赤ちゃんを惹きつける魅力があります。

DONGURI

この絵本も、何度エンドレスリピートしたことか。

おともだちのお名前がちょっと変わっているのもクスっと笑えるポイント。

同シリーズの『おさかなちゃんのおやすみなさい』は寝かしつけ用にも重宝しました。

かわいいてんとうむし

10匹のてんとう虫が1匹づつ姿を消してしまって、最後には・・⁉︎

てんとう虫がポコっと浮き出しているので、触りながらあと◯匹・・と一緒に数えるのが楽しい絵本。

DONGURI

カエルや鳥が現れては消えていくてんとう虫たち。

初めて読んだときには「え?そういう絵本なの?」とヒヤッとしましたが、ちゃんと子どもむけのオチが待っていました。

オチはわかっていてもツルツルと浮き出ているてんとう虫が触りたくて何度も読み返す子どもたち。

数を数える練習にもなりました。

めくりすぎて背表紙もボロボロです・・

きんぎょがにげた

有名なごみたろう作品。

カラフルなページの中からピンクのきんぎょを見つけていきます。

〇〇を探せ系の絵本としては難易度ミニマムで、言葉を理解できるようになった小さな子から楽しめます。

DONGURI

何度も読み返していると、子どもが「きんぎょはどこでしょー?」と出題してくれるので、わからないふりをする親の演技力が試されました笑

赤ちゃんの頃から読んでいたので、全体的にビリビリ。

すっぽんぽーん

身近な野菜たちが服(皮)を脱いでお風呂(鍋)に入るというお話。(こうやって文章にするとシュールですね・・)

DONGURI

作中に何度も登場する「ひとりでぬぎぬぎできるかな?」というフレーズを拝借して、お風呂に入りたがらない子どもたちをその気にさせるのにとても重宝しました!

「次の野菜は⁉︎」とテンション高くめくるので、ページの端っこが破れました・・

アンパンマンをさがせ!ミニ

アンパンマン世代に大ウケのこの絵本。指定のキャラクターを探す楽しみだけでなく、あ!「長ネギマン!」「焼きそばパンマンもいる!」など好きなキャラクターを見つけるワクワクもあります。

DONGURI

ミニサイズなので持ち運びやすく、空き時間の長さによって「今は1ページだけ」「時間をかけて全ページ楽しんじゃおう」など調整がきくこの絵本は、外出先でのちょっとした待ち時間などにとても助かりました。

だるまさんシリーズ

初めての絵本といえばこれ!『だるまさんシリーズ』

「だるまさんがころんだ」のリズムに合わせて親子で楽しめる絵本は、『だるまさんが』『だるまさんの』『だるまさんと』の3つの種類があり、3冊セットにしてギフトとしても大人気。

DONGURI

我が家も出産祝いでいただいて、初めての絵本として大活躍してくれました。

一緒に読んでも楽しい、ひとりでパラパラめくるのも楽しい、だるまさんの真似をしながら読み進めるのも楽しい、絵本に迷ったらまずこれを買っておけば間違いない絶対的存在の絵本です。

おしくらまんじゅう

だるまさんシリーズのかがくいひろし作品。

まんじゅうたちが「こんにゃく」「納豆」や「ユーレイ」たちとおしくらまんじゅうをしたら・・!?

だるまさんシリーズがあまりにも有名ですが、この著者の絵本は親子で楽しく読めるものばかり。ゆるい画風とゆるい展開が親子のツボにはまります。

DONGURI

だるまさん同様リズムに乗って読めるので、我が子たちも小さい頃からお気に入り。

おふとんかけたら

こちらもかがくいひろし作品。

「豆」「アイス」や「トイレットパーパー」たちにお布団をかけたら何が起こる!?

DONGURI

クスッと笑える展開があったり、トイレットペーパーさんのお布団がうんち柄だったりと子ども心をくすぐる要素もあり、こちらも子どもたちの大のお気に入り。

おしりたんてい

TVアニメでも大人気のおしりたんてい絵本シリーズ。

この『ププッ おおどろぼうあらわる!』では、逃げる怪盗ユーを追いかけながら絵さがしや迷路などを楽しめます。

DONGURI

話が面白いだけでなく、探し遊び要素が満載のおしりたんていシリーズ。

TVアニメのコーナーにもある「おしりを探せ!」ページでは親も一緒になって真剣に探しちゃいます^^

こちらも何度も何度も読み返すので、背表紙はボロボロ。

おやすみなさいペネロペ

こちらは仕掛け絵本で、つまみを動かしてペネロペをお風呂に入れたり電気を消したりして「おやすみなさい」までの物語を参加型で楽しめます。

物語はシンプルで、Eテレでペネロペ番組がやっていて親しみのあるキャラクターということもあり、小さいうちから喜んで読んでいました。

ただ小さすぎたのか仕掛けつまみの動かし方が難しかったようで、すぐに破ってしまったり引っ張りすぎてしまったりと、ちょっしゅうテープで修正しました。

最後にはほぼすべての仕掛けが使い物にならなくなってしまいサヨナラしましたが、間違いなく3人にとってお気に入りの絵本でした。

おまけ: ヨシタケシンスケ絵本

少し大きくなって(年少くらい〜)文の意味がわかるようになってきた子どもたちがハマったのはヨシタケシンスケ絵本。

子どもの視点から物事を捉えた内容の絵本は子どもたちにも大ウケで、かと思えば一方で哲学的な「親が子どもに読ませたい」と思えるような内容のものもあったりと、家族で何冊も集めたくなるヨシタケシンスケの絵本。

赤ちゃん向けの絵本からは卒業した我が家の定番シリーズになっています。

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まとめ

ボロボロになるまで読んだ絵本をこうやって振り返ってみると、ただつらつらと文章を読んでいく本ではなく、一緒に参加しながら読める絵本が中心になっていることがよくわかります。

言葉を覚え始めたら役割分担をして一緒に読む、字が読めるようになったら下の子に読み聞かせてあげるなど、成長に合わせて楽しみ方が変化するのも長く愛用できる絵本の良いところ。

ボロボロになるまで読むほどお子さんのお気に入りになる絵本に出会うための参考になると嬉しいです。