子育ての知恵

それ捨てるのちょっと待って!園や学校から急に「持って来て」と言われる持ち物リスト

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ここ数年「断捨離」や「ミニマリスト」といった言葉はすでに一般常識化され、ミニマルな生活に憧れる人の数は年々増えています。

筆者もそのひとりで、昨年思いきり断捨離をしました。

その際いろいろな断捨離のコツやミニマリストからの情報を調べましたが、必ずと言っていいほど出てくるフレーズがこれ。

「いつか使うかも」という物は捨てましょう

確かにおっしゃる通りで、「いつか使うかも」と取っておいた物の9割以上はいつまで経っても使わないんですよね。

でも、ちょっと待った!

これから保育園・幼稚園や小学校に通うお子さんがいるご家庭に知っておいてほしいこと、それは・・

園や学校から急に「持って来て」と言われる持ち物があるということです。

工作や図工の授業などで、“材料をご家庭から持ってきてください要請が入ることがあります。

しかも直前に言われることもあるので、全くストックがないと慌ててしまいますよね。

そんなときに備えて、3児の母である筆者の経験を元に「コレは取っておいた方がいい物リスト」をご紹介。

「いつ使うかわからないから捨てる」ではなく「工作材料としてしばらく取っておく」という選択肢の目安にしていただければと思います。

DONGURI

3児の母。長女は小学校高学年、長男は小学校低学年、次男は園児。

3人分の学校・園生活のサポート経験を活かし、これから入園・入学を迎えるご家庭のお役に立てる情報を発信していきます!

工作材料用にコレは取っておいた方がいい物リスト

新聞紙(1日分)

工作の材料としてではなく、机を汚さないための敷物として新聞紙1日分の端をガムテープで止めて作る即席工作シートが要請されることがあります。

普段から新聞を購読しているご家庭であれば何の問題もないでしょうが、最近はネットニュース派のご家庭も増えて来ていますので、「新聞紙なんて急に言われても困る!」という方は多いのではないでしょうか。

購読している知り合いから貰っておく、たまにポストに入っているお試し版を取っておくなど、せめて1、2日分は新聞をストックしておくといざというときに便利です。

ティッシュ箱

これは工作材料の定番ですね。園でも小学校でも、今までに何度もティッシュ箱を要請されました。

普段から箱ティッシュを消費しているご家庭は問題ないと思います。例えスケジュールが急だとしても、中身を出して持って行くことも可能です。

ただ、最近はミニマル化やSDGsの関係で“箱ティッシュは使っていない”というご家庭も少なくありません。我が家も箱ティッシュではなくソフトパック式を使っているので、空のティッシュ箱はレア品。ガゾリンスタンドなどでたまにもらう箱ティッシュの空箱は迷いなく「工作用ストック行き」です。

ラップの芯

こちらもよくある工作材料ですが、ティッシュよりも難易度が高い。

ラップはそう簡単にはなくなりませんし、ティッシュのように「ええい、中身出しとけ」とはいきません(汗)

ラップの芯は、メルカリでもたくさん出品されているほど需要があります。

もちろん困ったときのメルカリ頼みでもいいと思いますが、日頃から工作用に2〜3本ストックしておけば安心ですよね。

お菓子の箱(小さめの箱)

こちらも必ずと言っていいほど図工の持ち物として要請されます。

牛乳パックやティッシュ箱でもいいのですが、小さめの箱があると持って行きやすいことに加えお友だちと被りにくいオリジナル作品を作る助けにもなります。

我が家では家でも工作遊びをするので、使えそうな小さな箱は取っておき、減ったらその分補充して小さな箱系は常備するようにしています。

モールやビーズ系

工作の飾りになるものも時折要請されます。

学校で配られる図工材料セットだけでも作品にはなりますが、モールやビーズ、綿などがあると一気に華やかな作品になるので子どもも作りがいがありますよね。

持って行く材料を選びながら、「こんなのが作りたいな」「こういうアイディアもいいかも」とイメージが膨らんで、準備段階から楽しめます。

カラーペン

小学校も中学年・高学年になるとペンでの装飾も増えてきます。

低学年までは絵の具やクレヨンを使うので学校に置いてあるもので事足りますが、ペンとなると学校用には黒いネームペンしかないので家から持って行くほかありません。

どんな素材にも使えるよう、油性カラーペンが何色かあるといざというときに便利です。

松ぼっくり

我が家で今までで一番困った持ち物がこれ。

どんぐりはその辺りの公園にいっぱい落ちていますが、松ぼっくりは意外とレア。

見つけたときに拾っておくことをオススメします。

100円ショップでも売っているので、探す手間を省いて100均で買うのもひとつの方法です。

【おまけ】こんなものも!?編

我が家の子どもたちの代では今のところありませんが、先輩ママが「アオムシの卵」を学校から要請されていたことがありました・・

蝶々を観察するためなのはわかりますが、かなりハードルの高い要請。

結局、畑を持っている近所のおばあちゃんからキャベツに住んでいたアオムシの卵をもらって事なきを得ましたが、要請を受けたときは保護者も騒然としちゃいますね。

これでいつでも慌てない!

おまけのアオムシは別として、箱などの材料は工作用ボックス1つ分に収まる量があれば十分なのでそこまでスペースも取りません。

急に言われて慌てることを思えば、ボックスひとつ分の場所を確保して安心材料を置いておくという選択をしてみてはいかがでしょうか。

もちろん地域や園・学校によって違うとは思いますが、ひとつの参考にしていただければ嬉しいです^^