子どもの怪我防止や床の傷・防音対策として用いられるプレイマット。
子どもの成長や部屋の広さに合わせて組み立てられるジョイントタイプが人気で、子ども心をくすぐるカラフルな色味からインテリアにも馴染む落ち着いた色味までさまざまなプレイマットがあります。
小さな子どもがいるご家庭では高確率で使われているプレイマットですが、妊娠中の方や産後間もない親御さんの中には「いつごろから使い始めるものなの?」「何歳くらいまで使えるの?」「敷くだけならプレイマットじゃなくてもいいんじゃないの?」というさまざまな疑問をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。
実はジョイント式のプレイマットは万能で、「子どもの怪我防止や床の傷・防音対策」以外にも意外な使い方があるんです!
今回はジョイント式のプレイマットについて、「使い始める時期」や「プレイマットのメリット」などの基礎知識だけでなく、「子どもの怪我防止や床の傷・防音対策」以外の意外な活用法についてご紹介していきます。
筆者紹介
3児の母。3人分の子育て経験を活かし、育児に関する疑問をお持ちの方のお役に立てる情報を発信していきます!
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プレイマットはいつごろから使う?
使い始める時期はご家庭によってさまざまですが、基本的にはお子さんが寝返りの練習を始める生後4ヶ月頃から導入される方が多いです。
ベッドの上だけで過ごしていた時期を終え、視野の広がりを楽しめるようになる生後4ヶ月。
床の上でも安心して寝転ばせてあげられる環境を用意してあげたいですね。
ジョイント式プレイマットのメリット
ジョイント式のプレイマットにはいくつものメリットがあります。
- クッション性に優れ、小さな子の怪我防止になる
- 床の傷を防げる
- 防音対策になる
- 汚れた部分だけを外して洗うことができるので衛生的
- 子どもの成長や部屋の広さに合わせて自由自在にスペースを変更できる
- ラグなどど違い、滑る心配がない
意外なプレイマット活用法4選
上でご紹介したメリットだけでもプレイマットを使う価値は十分にありますが、ジョイント式のプレイマットのいいところは「プレイマットとして使う時期が過ぎた後にも活躍する」ことです。
実際我が家では子どもが10歳・7歳・4歳ととっくにプレイマット卒業の年齢ですが、いまだに「なくてはならないもの」のひとつです。
それでは具体的な「プレイマット活用術」に参りましょう!
ボックス型にしていつでも畳める収納に
ないと困るけれど、ありすぎても困るものの代表格、「収納ボックス」。
よく遊ぶおもちゃは子どもの年齢によってコロコロ変わりますし、昔はたくさんあったおもちゃも年齢が上がるにつれて必要な数が減っていくもの。
そのときは必要だと思って買った収納ボックスが今は場所だけ取ってしまっている・・ということも育児のあるあるです。
そんなときに便利なのが、プレイマットで作るボックス収納。
即席で作れる割にジョイント力があり崩れにくいので、収納ボックスとして重宝します。
これなら「今はこのおもちゃでよく遊ぶからそれを収納する場所を用意しよう」「おもちゃが少し減ってきたからボックスもひとつ分崩そう」ということが容易にできます。
蓋なし・蓋付自由自在なので、蓋なしで見やすく収納するも良し、蓋付きで宝箱のようにするもよし◎
ごっこ遊びに最適
ごっこあそびが大好きな子どもにとって、プレイマットは想像力を掻き立てる遊び道具のひとつ。
自由に組み立ててお家にしたり、船にして海賊ごっこをしたり。
しっかりと自立するので、おままごとの机としても◎
なぜかカゴや箱に入りたがる年齢の子には、プレイマットで作った箱なら柔らかくて怪我もしにくいですし、壊しても何の問題もありません♪
飛石にして運動遊びに
プレイマットの滑りにくさを利用して、飛石のように配置し、運動遊びにも大活躍。
設置する距離によって難易度を自由に変えられるので、どの年齢の子でも楽しめます。
雨の日の室内遊びにオススメです。
ヨガマット代わりに
子どもだけでなく大人も使えるプレイマット。
ジョイント式プレイマットをヨガマット代わりに使えば、使わないときにはバラバラにして場所を取りません。
おまけ:カラフルマットのケース
最近は落ち着いたカラーのプレイマットが人気ですが、カラフルなタイプを選ぶ場合にはこんな遊び方もあります。
ツイスター遊び
色がバラバラに配置されるようにマットを並べ、指定された色のマットに両手・両足を置いて競い合う「ツイスター遊び」もカラフルマットならできちゃいます♪
レゴマリオ遊び
レゴマリオシリーズをお持ちの方なら、遊びのフィールドとしてカラフルプレイマットが大活躍します。
レゴマリオシリーズとは、ゲームをプレイしている感覚でレゴ人形を動かして遊ぶ新しいレゴシリーズ。レゴマリオやレゴルイージにセンサーがついていて、「緑なら平地」「青なら水の中」「赤ならマグマダメージ」「紫なら毒ダメージ」など色に反応します。
本来はレゴブロックの上で動かして遊びますが、カラフルプレイマットがある我が家ではプレイマットの上すべてが遊びのフィールドと化しています。
この色だけ踏んでOK遊び
上でご紹介した「飛石遊び」に「この色だけ踏んでOK」というルールを追加して遊ぶこともできます。
プレイマットのデメリット
子どもの安全や周囲の安心、遊びの幅を広げる面でたくさんのメリットがあるプレイマットですが、デメリットも1点あります。
それは「裏にごみが溜まること」。
裏側は滅多に掃除をしないので、いざ裏を見たときに「うわっ」となります苦笑
ジョイント部分の隙間からどうしても細かい埃やゴミが入り込んでしまうんですね。
掃除機で簡単に綺麗にはなりますが、広範囲になると裏返すのが大変。
我が家では、「2列づつなどの塊で折り返す→掃除機をかける」の繰り返しでなんとか掃除していました。(面倒なので“たまに”ですけど)
おすすめのジョイント式プレイマット
ジョイント式プレイマットには、インテリアに馴染むお洒落なタイプから知育玩具にもなるパズルタイプまで種類が豊富。
イメージに合うプレイマットをぜひお選びくださいね。
インテリアに馴染むお洒落なタイプ
知育玩具にもなるパズルタイプ
価格重視
ジョイント式プレイマットは1枚100円で100円ショップにも売っています。
「短い期間しか使わないから」と割り切る方や「ジョイント式マットが合うかわからないからまずはお試しで」とお考えの方には、価格重視で100均で購入するのもひとつの方法です。
ただ、薄い、端が破れやすいなど質はあまり良くないので、長く使う予定の方にはオススメしません。
まとめ
子どもの怪我防止や床の傷・防音対策としてだけでなく、遊びの幅が広がるジョイント式プレイマット。
子どもの発想力は計り知れないので、上でご紹介した活用法以外にもみなさんのお子さんが新たな使い道を発見してくれるかもしれませんね!