WordPressプラグイン【Redirection】エラー発生時の対処法

特定の記事URLを転送（リダイレクト）させることができるプラグイン「Redirection」。

検索エンジンの評価も引き継ぐことができるので、新しく特化ブログを立ち上げる際やブログを引越しする際にとても便利です。

しかし、「Redirection」使用時にエラーが発生してしまうことも。

この記事では、ふたつのエラーが起きたときの対処法をご紹介していきます。

上記エラーでお困りの方の参考になれば幸いです。

「このページは動作していません（リダイレクトが繰り返し行われました。）」と表示が出るエラー

プラグイン「Redirection」を使用してリダイレクト作業を行っていると、このようなエラー表示が出ることがあります。

筆者もこのエラーに何度か見舞われましたが、これから紹介する２つの方法で解決することができました。

①「Redirection」を無効化しクッキーを削除

プラグイン「Redirection」を一旦無効化し、クッキーを削除する方法です。

1. プラグイン「Redirection」を一旦無効化
   
   
2. クッキーを削除
   • ブラウザによってクッキー削除の手順は異なるので、詳細はブラウザのヘルプへ。

②レンタルサーバーのキャッシュを削除

「①「Redirection」を無効化しクッキーを削除」を試してもエラーが解除されなかった場合、レンタルサーバーのキャッシュを削除してみてください。

ConohaWingの場合のキャッシュ削除手順は以下の通り。

1. ConohaWing管理画面より「サイト管理」を選択
   
2. 該当のドメインが選択されているかどうか確認（異なるドメインになっている場合は「切り替え」ボタンから該当ドメインを選択）
   
3. 「高速化」を選択
4. 「コンテンツキャッシュ」を選択
   
5. WEXALがOFFになっていることを確認
   
6. 「キャッシュ」タブを選択し「鉛筆マーク」をクリック
   
7. ON(すべてのコンテンツ)になっていることを確認し、「保存」を選択
   
8. 「クリア」を選択
   

元サイト(引越し前)のトップページが開けなくなるエラー

プラグイン「Redirection」を使用してリダイレクト作業を行っていると、元サイト(引越し前)のトップページを開こうとすると新サイト(引越し後)に飛んでしまい、元サイトが開けなくなるというエラーが発生することがあります。

その場合、筆者はこれらの対処を試してみてもエラーが解除されることはありませんでした。

プラグインの数を減らすことで成功

そこで、プラグインを入れすぎているとエラーを起こしやすいという情報を参考に、一部を残しプラグインの無効化・削除を試したところ、エラーを解除することに成功。

1. 下記のプラグインを無効化・削除
   • 「Customizer Export/Import」を無効化
   • 「Easy Watermark」を無効化
   • 「Flexible Table Block」を無効化
   • 「Image Watermark」を無効化
   • 「WordPress インポートツール」を無効化
   • 「ConoHa WING コントロールパネルプラグイン」を削除
2. クッキーを削除
   • ブラウザのクッキー削除についてはこちら

対処前は16個入っていたプラグインを10個まで減らしました。

ひとつずつ無効化してエラーの原因となっていたプラグインを特定できると良かったのですが、今回は一度に６つのプラグインを無効化してエラー解除をしたので、直接エラーの原因となったプラグインを特定するに至りませんでした。

再度全プラグインを有効化しリダイレクトを試みたところエラーは起こらずスムーズに転送できたため、毎回同じ環境で起こるエラーではないようです。

同じ状況でお困りの方は、まずは上記６つのプラグインが有効になっていないか確認し、該当するプラグインがある場合はそれがエラーの原因になっている可能性がありますので無効化→クッキー削除をお試しください。

上記６つのプラグインを利用していない方も、有効なプラグインの数を減らす→クッキー削除でエラーが解除される可能性がありますのでお試しください。

まとめ

プラグイン「Redirection」にてURL転送作業中に起こるふたつのエラーについての対処法をご紹介しました。

同じようなエラーでお困りの方のお役に立てましたら嬉しいです。